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【皮膚と栄養】284 皮膚の保湿因子と食事⑥ ケラチン(補足)
2022.10.28
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
ケラチンのお話に少々補足をします
前回のお話のように、ケラチンの不足によって角質層の構造が粗くなると、バリア機能が低下して刺激・菌・カビなどの影響を受け易くなります
例えば白癬菌(水虫菌)は、角質の構造成分であるケラチンをエサとし、全身の皮膚での繁殖が可能です(このため角質層を持たない粘膜では繁殖できません)
ケラチンが侵食された角質は構造がもろくなりフケ状に剥がれ落ち易く、バスマットなどに付着すると、マットを共用した人の足裏に付着します
このとき角質層の構造がもろいと白癬菌が潜り込み、定着・繁殖し易くなります
角質層を滑らかに保ち、約24時間以内に洗い流すことで菌の定着を回避しましょう
対策としては
環境:バスマットをこまめに交換して、清潔・乾燥を保つ
インナーケア:角質の新陳代謝の原料となるたん白質やビタミンミネラルを摂る
スキンケア :毎日入浴し皮膚の清潔を保つ
クリーム類によって保湿し、皮膚の表面をなめらかに保つ
などの工夫をしましょう!
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