たべ新聞

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【皮膚と栄養】331 シナモン

2022.12.26

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

お肌の健康に関連のある香辛料・香草・香味野菜をシリーズでご紹介します

今回シナモン(ニッキ・肉桂・桂皮)のお話です

シナモンは樹皮のコルク層を下の図のように剥ぎ取り乾燥させたものです

伝統的なクリスマス菓子、コーヒーやホットワイン、お屠蘇や餅菓子の風味付け、そしてカレー粉や葛根湯などの漢方薬にも幅広く用いられる香辛料です

爽やかな辛みと温かみのある甘い香りのシナモンの成分は食欲を増し、皮膚・身体に必要な栄養を十分摂取するための助けとなります

また、皮膚など末梢組織の毛細血管の細胞同士の結びつきを丈夫にし、ダメージの修復を促す働きがあります

末梢の血流を支える血管の健康を保持すると、老廃物の蓄積によるシミ・くすみ・シワ等の肌トラブルの回避が期待できます

(化粧品にはシナ肉桂樹皮のエキスが抗菌・皮膚コンディショニングの目的で添加される例があります)

なお、以前1日小さじ1杯前後のシナモンの摂取でシミを薄くできるとテレビや雑誌で紹介され、シナモンが一時ブームとなったことがありました

けれども、長期間のグラム単位での摂取習慣は肝機能に負担をかけ、肝障害を招くおそれがあります

くれぐれも、風味付けのレベル(微量)での利用に留めましょう!

 

 

 

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