たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】418 ゴマ(胡麻)

2023.04.18

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です  

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、ゴマ(胡麻)についてのお話です

ゴマはサヤに包まれた種実類で、堅い殻は無いためナッツには含まれません

脂質・たん白質・ビタミンE・食物繊維や、抗酸化&女性ホルモン様物質のゴマリグナン、アンチエイジング成分として期待されるセサミンなどが含まれます

そして、ゴマの脂質は非常に酸化に強く安定した性質です

なお、黒ゴマ・白ゴマ・金ゴマは外皮の色の差によるもので、地域により栽培される種類が異なるそうです

ちなみにアジアでは黒・白半々、欧米では白、中近東では金ごまが主流です

白ゴマは香りが比較的穏やかで淡白な食材の風味を邪魔しないため、ゴマ油は主に白ゴマから搾油されます

そして黒ゴマや金ゴマは、強めの豊かな風味が特徴です

また、ゴマは焙煎によって風味がさらに引き立ち(煎り胡麻)、すり潰すと油脂によってペースト状の練り胡麻になります

練り胡麻は保管中に比重の軽い油分が上澄みとなり、固形分が沈殿し次第に固く締まってきます

このため常温(暗冷所)で保存し、使用都度全体を軽く混ぜてから必要な分量をとることで、最後まで滑らかなクリーム状を保つことができます

なお、脂質が多くエネルギー量(カロリー)が高いため、使用量には要注意です

製品の成分表示には100g当たり、または1回量当たりのエネルギー量が記載されていますので確認しましょう

ちなみに市販の白米のみのおむすび1個(100g)のカロリーが160calです

参考に比較してみることをおススメします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

化粧品

2024.04.26化粧品
【皮膚と栄養】586 スキンケアに役立つ酵素  
2024.04.25化粧品
【皮膚と栄養】585 スキンケアに役立つ微生物
2024.04.24化粧品
【皮膚と栄養】584 海藻の化粧品成分(ソルビトール)
2024.04.23化粧品
【皮膚と栄養】583 海藻の化粧品成分(マンニトール)
2024.04.22化粧品
【皮膚と栄養】582 海藻の化粧品成分(トレハロース)
2024.04.20化粧品
【皮膚と栄養】581 海藻の化粧品成分(フコイダン)
2024.04.19化粧品
【皮膚と栄養】580 海藻の化粧品成分(カラギーナン)
2024.04.18化粧品
【皮膚と栄養】579 海藻の化粧品成分(寒天)
2024.04.17化粧品
【皮膚と栄養】578 海藻の化粧品成分(アルギン酸)
2024.04.16化粧品
【皮膚と栄養】577 海藻類
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養