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【皮膚と栄養】422 スイカの種

2023.04.22

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です  

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、スイカの種についてのお話です

人類が野生のスイカを賞味し始めたのは、果肉よりも種子が先であったようです

水の乏しい地域では野生のスイカの果肉から水分補給も行ったようですが、果肉に甘味は無く苦味は強いため、やがて栽培・改良がすすめられました

そして現在では、夏が旬の甘い果肉が賞味されるようになります

なお食用種子の採取用の品種もあり、この品種の種は大粒で収量も多いです

種は炒ったものを歯で噛み割って黒い殻の中身を食べます

殻の中身には脂質・たん白質・ビタミンBとE、銅、モリブデンなどが含まれます

また、種を搾った油(スイカ種子油)は、エモリエント成分としてスキンケア製品にも利用されています

なおスイカ種子のたん白質を構成する各種アミノ酸は、筋肉の合成を促して分解は抑える組み合わせのBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)が豊富です

皮下の筋肉のやせを防ぎハリのある肌を保つために大いに活用したいものです

香ばしくヘルシーなスナックとして、スイカの種をもっと利用してみませんか?

 

 

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