たべ新聞

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【皮膚と栄養】433 どんぐり

2023.05.11

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です  

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、どんぐりについてのお話です

広義のどんぐりはブナ科の樹木の果実の総称で、クヌギ・コナラ・カシ・ブナの実などを指します

そしてクリ(栗)もどんぐりの一種です!

どんぐりはでん粉(糖質)やたん白質・脂質・カロテン・ビタミンB群・E等の栄養を豊富に含み、貯蔵が可能なため、救荒食や保存食糧として古い時代から利用されてきました

動物の脂や果実と混ぜて焼いたクッキー状の食品(縄文クッキー)が発掘された例のほか、世界各地の伝統食では朝鮮半島の一部の冷麺、日本の栃餅・一部地域が特産の豆腐・こんにゃく等の副材料、スペインのリキュールの原料などにも利用されています 

近年ではビタミンミネラル豊富な点が注目され、どんぐり粉やどんぐり粉を用いた菓子・麺などの市販品も増えてきました

また、良質な肉や乳をとるために家畜にどんぐりを食べさせる地域もあり、イベリコ豚や山羊のチーズなどが知られています

なお、クリは食用に栽培・改良されていますが、どんぐり全般はアク成分(タンニン)が多くそのままでは渋く食用にできません

このため水を替えながら水さらしをするなど手間・時間をかけたアク抜き処理を要します

(タンニンは草木染の染料としては重宝されます)

また、化粧品にもクヌギ(果実)エキスが収れん(引き締め)剤として利用されており、タンニンの収れん作用が関連していると考えられます

 

 

 

 

 

 

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