たべ新聞

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【皮膚と栄養】499 アマチャ(甘茶)

2023.08.29

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、アマチャについてのお話です

お釈迦様の誕生日を祝う『花まつり(灌仏会)』には、お釈迦様の像に子供達がひしゃくで甘露(甘茶)をかけて花を撒き、お祝いします

アマチャはアジサイの仲間で、見た目はガクアジサイとそっくりです

晩夏の頃に葉を摘み、紅茶や中国茶と似た制帽工程で発酵させることで甘味が生じます

(水を吹きかけて揉み、発酵の後乾燥させ、煎じてお茶にします)

この工程によって甘みが生じるため、甘茶という名が付きました

甘味成分としてはフィロズルチンとイソフィロズルチンという成分が含まれています

また、この化合物に結び付いていたグルコースが、発酵により分解されることにより甘味を生じます

このズルチンの化合物は、砂糖の600倍前後の強さの甘味があります

アマチャエキスは、食品添加物(甘味料)や医薬品(甘味料・矯味剤)として利用されるほか、化粧品成分としては体毛の成長を抑える『抑毛』を目的として添加されます

食品添加物(甘味料)としては、微量で強い甘味の添加が出来るため、甘味料添加による食品のカロリー上昇を抑えることができます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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