たべ新聞

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【皮膚と栄養】511 パーム油・パーム核油

2023.09.16

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、パーム油・パーム核油のお話です

 

これらはアブラヤシの果実(パーム油)と種子(パーム核油)から搾油されます

アブラヤシというだけあって、赤褐色の果実には、重量の3割強の脂質を含む植物です

パーム油はカロテンを含むことによりオレンジ色で、飽和脂肪酸が多く常温では固体です

マーガリンなどの固形油脂の原料や石鹸などの化粧品類や、軟膏などの医薬品の原料に用いられます(*オレンジ色は油脂の精製度が高くなると除去され無色になります)

パーム核油は8割を飽和脂肪酸が占めるため、酸化に強く、常温で固体です

体内では体脂肪に蓄積され難くエネルギー源として燃焼され易い中鎖脂肪酸が豊富です

中鎖脂肪酸は水と混ざり易いためコーヒーフレッシュやラクトアイスに用いられます

化粧品成分としては、いずれも油性のベース(基剤)や石鹸の原料などに利用されます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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