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【皮膚と栄養】675 食品由来の化粧品成分㊻ ステアリン酸
2024.09.09
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています
数回シリーズで、それらのご紹介をします
今回は長鎖脂肪酸のステアリン酸です

ステアリン酸は炭素数18の飽和脂肪酸で、動物食品やチョコレート(の原料のカカオ豆)の脂質に多く含まれています
特にチョコレートに含まれる脂肪酸の中で最も割合が高く、口どけの滑らかさに寄与しています(融点は約69℃)
また、ろうそくを製造する際の原料としても用いられ、ステアリンろうそくは煤(すす)が少なく光が強いという特徴があるそうです
化粧品成分としては、セッケン合成による乳化・洗浄作用を発揮します
水性成分の中に油性成分を分散・乳化させることから、ベタつかずサッパリした使用感が特徴とされます
その際は、パルミチン酸との混合材料として添加されることが多いようです
そして、クリームやファンデーションなどの油性基剤にも利用され、伸びや硬さといった感触を調整します
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