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【皮膚と栄養】682 食品由来の化粧品成分53 カプリン酸   

2024.09.20

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回は中鎖脂肪酸の一種であるカプリン酸です

炭素数10個の飽和脂肪酸で、バターやココナツ油に含まれます

体内で脂質エネルギーとなるケトン体を作り易く比較的エネルギー代謝の速い脂肪酸です

(このため、バターコーヒーやココナツオイルがダイエットに良いとして一時流行しました)

カプリン酸とエステル化などにより結合した成分は脂溶性が増すことから、食品添加物や医薬品、香料などに広く用いられています

カプリン酸化合物は化粧品成分としても利用されます

二つの例を挙げると、

カプリン酸グリセリルは日持ち向上を目的とした食品添加物として、化粧品成分としては防腐補助の用途で利用されます

また、

トリカプリン酸グリセリルは別名を『MCTオイル』といい、エネルギー消費の速い食用油です

(MCTオイルについては【皮膚と栄養】671  中鎖脂肪酸 もご参照ください)

化粧品成分としては、製品の基剤や成分の溶剤として添加されます

 

 

 

 

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