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【皮膚と栄養】685 食品由来の化粧品成分56 プロピオン酸 

2024.09.25

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回は飽和脂肪酸の一種であるプロピオン酸です

 

プロピオン酸は炭素数3個の短鎖脂肪酸で、カビやバクテリアの繁殖を防ぐことから食品の保存料(防菌・防カビ・防腐剤)として添加されます

なお特有の臭気があるため、用途や添加濃度の条件がある程度限られる食品添加物です

その代表的な使用例は、パンの防腐剤です

なお、プロピオン酸は私たちの腸内でも産生されています

善玉菌が食物繊維やオリゴ糖などをエサとして利用した際の分解代謝物で、大腸粘膜などのエネルギー源として利用されます

同様に、発酵食品の製造時にも菌類の介在によって産生されることから、チーズ・醤油・味噌などの発酵食品中にもプロピオン酸が多く含まれます

そして、化粧品成分としても、プロピオン酸やプロピオン酸Naが防腐剤として用いられています

 

 

 

 

 

 

 

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