たべ新聞

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【皮膚と栄養】534 タケノコ(筍)

2024.02.15

こんにちは ミキ薬局 管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、タケノコ(筍)についてのお話です

タケノコはイネ科の植物です

親の竹から地下茎を介して水や養分を得て育つため、最も清浄な食品ともいわれます

地上にのぞいた頃から硬くなり始めるため、土の表面の盛り上がりを探り当てて地中から掘り起こします

成長は早く、芽が出てから10日ほど経つと1日に1メートル以上も伸びます

掘りたてはアク(えぐみ)が少なく生食できますが、次第にアクが増し、多量に食べると胃腸の不調や吹き出物等を生じます

このため、あらかじめ米ぬかと共に下茹でをして、アクを抜いてから保存します

なお、竹の子の節の間に溜まっている白い結晶は、アミノ酸のチロシンの結晶です

人体には無害ですが、料理の見た目や食感が気になる場合は、調理する前に取り除きます

淡白な食味と旨味、爽やかな香り、心地良い食感が特徴で、炊込みご飯や煮物、炒め物、天ぷらなどに幅広く利用できます

タケノコを蒸してから乳酸発酵させたメンマも、独特の風味と食感が味付けメンマなどの中華食材として愛されています

栄養面ではたん白質や食物繊維、カリウムが多く含まれます 

化粧品成分としてはタケノコ外皮エキス(モウソウチクたけのこ皮エキス)が、抗老化・保湿・育毛・皮膚コンディショニング等を目的として添加されています

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