たべ新聞

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【皮膚と栄養】549 ヤマノイモ(山の芋・自然薯)

2024.03.07

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、ヤマノイモ(山の芋)についてのお話です

 

ヤマノイモは、ヤマイモ(山芋)、ジネンジョ(自然薯)ともいいます

デンプンや食物繊維、カリウムやネバネバ成分の糖たんぱく質、そしてデンプン消化酵素などを多く含みます

米・麦・トウモロコシ・豆・芋などのデンプンは生食すると消化不良を生じがちですが、ヤマノイモの場合はデンプンの消化が良く、さらにデンプン消化酵素も含むため、とろろや酢の物などにして生食することができます

なお、切ったりすりおろしたりした芋の断面は、ポリフェノール色素が酸素に触れることで次第に茶~赤色に変色します

変色による栄養や品質への影響は無いものの、外観が悪くなってしまいます

このため、断面を酢水や塩水に付けたりラップで覆うなどの方法で変色を防ぎましょう

また、ヤマノイモに触れた手指や唇がかゆくなるのは、シュウ酸カルシウムの針状結晶が刺激となるためです

この結晶は酢やレモン汁などの酸に触れると溶けるので、ヤマノイモの調理の際は、予め酢水に手を浸すと良いでしょう

化粧品成分としては、ヤマノイモ根エキスが皮膚コンディショニングの目的で添加されています

 

 

 

 

 

 

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