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【皮膚と栄養】558 マツ(松)

2024.03.18

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、マツ(松)についてのお話です

 

常緑樹のマツは神聖な木とされて正月飾りに用いるほか、観賞用や防砂・防風林、街路樹としても植えられます

樹脂(松脂)からは塗料や油絵の具の溶剤のテレピン油を製造し、木材は建材に用います

また、樹脂の多い球果(松ぼっくり)や木部は着火し易く、強い火力で燃えることから、現在でも球果を焚火の焚き付けにしたり、伝統行事等で松明(たいまつ)を利用する例もあります

そして、(特にフランスの海岸産)のマツ樹皮にはフラボノイドが多く、強力な抗酸化・抗炎症作用があるとされます

食用となるのは、松茸・松の実・一部の品種の松葉(有毒な品種もある)で、松葉はお茶にして浸出液を飲用します

松の実は脂質・たん白質・ビタミンE・カリウム・リン・マグネシウム・鉄・亜鉛が多く、松葉にはカロテン・ビタミンC・ビタミンK、フラボノイドなどが含まれます

化粧品成分としては、セイヨウアカマツ球果エキスが抗炎症や香料、マツエキスが抗老化

目的として製品に添加されています

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