たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】575 トウモロコシ(玉蜀黍)

2024.04.13

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、トウモロコシ(玉蜀黍)についてのお話です

 

トウモロコシはイネ科の植物です

果肉は多様な色とサイズ、糖度の品種があり、食用や、飼料用、工業用に利用されます

未熟果は野菜、完熟果は穀類に分類され、ポップコーン用の品種(爆ぜトウモロコシ)もあります

食用とする果実にはでん粉や食物繊維、ビタミンE、カリウムやビタミンB群を含みます

また甘味のある軸は出汁に、カリウムの多いひげ根はカフェインゼロの健康茶として利用されます

そして、コーンスターチ(トウモロコシでんぷん)は、調理の際のとろみ付けに留まらず

・食用油の製造  

・酵素反応によりビタミンCやブドウ糖、各種オリゴ糖、エタノールを製造

・医薬品の錠剤やサプリメントの賦形剤(成分をまとめて粒状の形に作る)

・段ボール加工などのでんぷん糊  

・糖化原料(果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖やビールなどの食品原料)

・ベビーパウダーやパウダーファンデーションの基剤

などなど、幅広い用途で利用されています

化粧品成分としては

・コーンスターチ:皮膚保護、研磨・スクラブ、感触改良、吸着、製品の増粘・結合

・コーン油:基剤、エモリエント(閉塞剤)、香料、乳化剤、閉塞剤

を目的として利用されています

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