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【皮膚と栄養】650 食品由来の化粧品成分㉑ ベニバナ色素・エキス・油

2024.07.30

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回はベニバナ色素(黄・赤)・ベニバナエキス・サフラワー油です

ベニバナは紀元前2500年頃にはエジプトで栽培されていた記録の有る植物です

花弁から紅色の色素を抽出し、種子から食用油を採る目的で栽培されます

このベニバナ色素はフラボノイド系色素です

国内では山形が紅花の産地で、紅花染めが特産品です

その工程を抜粋すると、まず花弁を水と共によく揉み、水に黄色の色素を溶出させます

その後、木灰などを溶いたアルカリ性の水(灰汁)で赤色を揉み出し抽出します

いずれも、食品や糸・布、化粧品類の着色に利用されます

赤色色素を濃縮した固形の紅は玉虫色をしており、紅筆にとり水に溶くと、艶やかな紅色に発色します

ベニバナエキスの構成成分は主にフラボノイドと糖質です

血流や婦人科に関する漢方薬として乾燥花弁が用いられるほか、

化粧品成分としては肌荒れ改善や保湿、抗アレルギーや美白といった目的で添加されます

紅花油(サフラワー油)はリノール酸の割合が多い油脂で、食用のほか、化粧品には基剤(ベース)や保湿成分として添加されます

なお、リノール酸は不飽和脂肪酸の中でも比較的酸化し易い性質のため、サフラワー油を製品に配合する際は、酸化防止剤としてビタミンE(トコフェノール)を共に添加するのが一般的です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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