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【皮膚と栄養】652 食品由来の化粧品成分㉓ ベータカロテン 

2024.08.03

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回はベータカロテン(成分表示名:β₋カロチン)です

 

ベータカロテンは、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜やかんきつ類に豊富に含まれる脂溶性色素です

体内では必要な量だけがビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健やかに保つほか、抗酸化成分としても作用します

(ちなみにビタミンAは無色です)

なお、摂取し体内で余剰となったベータカロテンは体内で備蓄され、その量が過剰になると手足の皮膚が黄色くなります

冬にみかんを多く食べた時などに生じやすいです

このため『柑皮症』という名がありますが、着色以外の症状はなく、次第に元に戻ります

化粧品成分としては、製品を赤褐色系に着色する際の天然色素として添加されます

 

 

 

 

 

 

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