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【皮膚と栄養】660 食品由来の化粧品成分㉛ ラフィノース 

2024.08.16

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回はラフィノースです

さて、ラフィノースとはあまり耳に馴染みのない名称ですね

けれども自然界には広く存在し、私達は知らぬ間にしばしば摂取しています

ラフィノースは、グルコース(ブドウ糖)ガラクトースフルクトース(果糖)の結び付いた天然オリゴ糖です

ちなみに[グルコース(ブドウ糖)ガラクトースは、ラクトース(乳糖)

  〃 [グルコース(ブドウ糖)フルクトース(果糖)は、スクロース(ショ糖:蔗糖=砂糖)]です

ラフィノースはビーツ(甜菜:てんさい)や蜂蜜、サトウキビやキャベツ、ブロッコリーやアスパラガスなどに含まれています

 

食品加工や工業原料としては、主にビーツから抽出されたものが利用されています

オリゴ糖の一種であるため、腸内善玉菌のエサとなり腸内環境を整えるために役立ちます

甘味は砂糖の約20%、カロリーは約50%です

そして化粧品成分としては、角質層にある細胞間脂質の(ラメラ)構造の形成を促すことによるバリア機能修復を目的として添加されています

 

  

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