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【皮膚と栄養】818 皮膚の潤いと栄養 ムコ多糖類 など
2025.04.19
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
お肌が保湿機能を発揮する際にはムコ多糖類も一役買っています。
ムコ多糖類は、保水性に優れたゼリー状やネバネバした物質で、多くの糖分子が結合しています。
ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸もムコ多糖類で、皮膚や関節液や軟骨などに存在し、これらの組織の保水に役立っています。
けれども人体に存在する量は加齢により減少します。
このため、その補いを目的として手羽先・豚足・フカヒレ・魚の皮やサプリメントが利用されています。
例えば1gのヒアルロン酸は6Lもの水を貯えることができます。
けれどもヒアルロン酸分子は大きいため、消化により低分子化されてから吸収されます。
このため、保水性という特性を保持したままで吸収・利用されるとは考えにくいです。
それ自体に保水性を期待するのではなく、体内で再合成するための原料と考えて利用することが望ましいです。
なお、低分子化をうたうサプリメントも販売されていますが、その吸収率については現在開発の途上で今後の進化が期待されています。
スキンケアと食品摂取の両面から、皮膚の潤いを保ちましょう。
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