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【皮膚と栄養】821 皮膚の潤いと入浴
2025.04.24
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
お肌の保湿機能には、入浴方法も大きく影響します。
ぬるめのお湯に入ると副交感神経のリラックス作用によって血流が増加します。
すると、睡眠中に盛んになる新陳代謝に必要な酸素や栄養が全身に巡り、老廃物の回収や排出も促されます。
また、入浴後の体温の放散によって、脳や内臓等の体の深部の温度が下がり、眠りに入り易くなります。
すると、睡眠中の成長ホルモンの分泌が促進され、円滑な新陳代謝により皮膚の保湿機能の発揮にもつながります。
このため、就寝2時間前の入浴が勧められています。
なお、就寝直前に熱い湯に入ったり長風呂をすると交感神経が緊張し睡眠に影響を及ぼしたり、角質のバリア機能を担う皮脂膜が流出して皮膚の乾燥を招きます。
さらに、皮膚を強くこすって洗うと、垢として自然にはがれ落ちる前の角質や、角質層の細胞間脂質や皮脂を失い、バリア機能を損なうことになります。
このため体の洗い方にも注意が必要です!
そして、皮膚の保湿や身体の保水のため、入浴の前後には十分な水分補給をしましょう。
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