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【田端スキンケア】皮膚と栄養㉑ アレルギーと皮膚
2021.07.29
皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
人体には、接触した特定の刺激や異物を過剰に攻撃し、排除しようとする性質があります
この免疫反応をアレルギーといいます
(自己免疫疾患など他にもアレルギーの種類は有りますが、ここでは一般的なものを紹介します)
異物と認識される物の例は、光線・温度(寒さ・熱さ)・薬剤・金属・植物や生物の組織
(例えばゴムなどの樹液・食物・花粉・ダニの死骸やフン・ペットの角質や唾液)等です
この攻撃によって消化器・気管支・口内・眼とその周辺や鼻の粘膜・皮膚が
赤くなったり、腫れや痒み、発疹を生じたりします
また、気管支粘膜が腫れて気道が狭くなり呼吸困難を生じたり、ショック症状によって
命に関わる例もあります
私たちが実施出来る予防策は、
このアレルギーを引き起こす原因物質を知り、接触を避けることが基本となります
なお、薬物治療や減感作療法などの対処は、医療機関の指示・指導の下で行います
また、食物アレルギーは
*特定の科(バラ科、ナス科など)の植物による食物アレルギーと、
特定の科の植物による花粉症は関連性があり、一緒に生じる確率が高いです
*加熱するとアレルギー反応が弱くなるものもありますが、例外も多いです
*食事制限(特に成長期)は栄養の摂取状況に影響するため自己流の調整は厳禁です
*食後(直後~数時間後)の身体活動の程度によっては、
アレルギー症状を誘発する例もあります
このため、食事療法も必ず医師の指示に従い実施しましょう
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