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【MikiLuce(ミキルーチェ)】皮膚と栄養㊽ 乳化の2タイプ(スキンケア品)

2021.09.01

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今日はスキンケア製品や食品の成分の「混ざり具合」についてのお話です

スキンケア製品は通常、水溶性油溶性の多様な成分が均一に含まれています

いつ、どこに塗布しても成分が均等になるよう、通常は溶け合うことのない

水溶性・油溶性成分が細かい粒状に混和(乳化)されています

乳化したものをエマルジョンといいます

乳液やクリーム、日焼け止めなど、様々な製品がエマルジョンの状態です

そして★水性成分のベースに油性成分が油滴状に分散し存在するのが水中油滴

    ☆油性成分のベースに水性成分が水滴状に分散するのが油中水滴型です

水中油滴型の代表例は乳液です。サラリとひろがり、ベタつかないのが特徴です

油中水滴型の代表例はクリームです。こっくりした使用感やオイリーな感触が特徴です

 

食品にもこの二つのタイプが存在します

牛乳生クリームマヨネーズが水中油滴型、バターが油中水滴型です

サラダドレッシングは酢と油がすぐ分離しますが、卵黄を加えると

卵黄中のレシチンが界面活性剤となり、マヨネーズ状に乳化できます 

なお、牛乳は搾ったあと静置すると分離し、脂肪分がクリームとして浮いてきます 

搾った牛乳をすぐ乳化し成分の均一化(ホモジナイズ)をしたものが

市販の「普通牛乳(ホモ牛乳)」です

 

乳化には、界面活性剤を添加するほか、牛乳のホモジナイズのように強い圧力をかけたり

超高速回転や超音波を利用する方法などあります

 

 

 

 

 

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