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【皮膚と栄養】200 栄養成分のイメージと実際 58 食物繊維の働き
2022.07.21
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
前回のお話に続き、各種食物繊維の特徴種類についてご紹介します
食物繊維は消化液では消化できず、栄養源として吸収利用出来ません
けれども腸内細菌(善玉菌)がエサとして利用し、その発酵分解によって作られた酢酸・酪酸・プロピオン酸などの『短鎖脂肪酸』は、人体(特に大腸)のエネルギー源として利用することができます
ちなみに酢酸はお酢(穀物酢)の酸味成分で、酪酸は多くの整腸剤やサプリメントに配合されている成分です
なお食物繊維の種類によって、腸内細菌による利用のし易さ(発酵分解率)が異なります
利用され易いほど多くの短鎖脂肪酸が作られ、人体の栄養源となります
食物繊維は20年程前までは0kcaとされていましたが、現在は次のように換算されています
【発酵分解率】
0~ 25%・・・0kcal/g
(水溶性)寒天(アガロース・アガロペクチン・カラギーナン)・メチルセルロース
25~ 75%・・・1kcal/g
(水溶性)難消化性デキストリン(原料:コーン・小麦など)・ポリデキストロース
(不溶性)セルロース・グルコマンナン
75~100%・・・2kcal/g
(水溶性)イヌリン・ペクチン・グアー豆酵素分解物
青字は難消化性デキストリンですが、原料の違いにより発酵分解率に差が生じます
(ミキ薬局では、グアー豆酵素分解物が原料の製品を中心に推奨・販売中です)
そして、短鎖脂肪酸は腸内環境の酸度(PH)を善玉菌の生育に適した酸性にします
善玉菌が元気に増殖すると人体に有用なビタミンの生成量も増加します
さらに、酸性の環境は大腸に適度な刺激を与え、蠕動運動が活発になり便通が促されます
腸は免疫機能も司る臓器です
腸内環境の良い循環によって、より良いコンディションに整えたいものです
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