たべ新聞

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【皮膚と栄養】73 入浴

2021.10.08

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

温かい湯船にゆっくり浸かるのが心地よい季節となりました

 

全身すみずみの血流が良くなり、酸素や栄養の運搬、老廃物の回収がスムーズになり

お肌のコンディションの大きな助けとなります

また、少しぬるめにお湯に浸かると副交感神経の働きが増すため、リラックスできます

睡眠の質の向上にもつながり、睡眠中の皮膚細胞の新陳代謝を促します

皮膚の健康にとって良いことづくめです!

 

なお、入浴によって全身を巡る血流量が増すと、消化器に集まる血流量は減少します

このため、入浴直前にお腹いっぱい食事をすると胃腸には負担が掛かり、消化吸収も

滞ってしまう場合があります

反対に、空腹の状態で入浴をすると糖質のエネルギー消費が増し、体内に残る備蓄の

糖質が枯渇し易くなります

すると脳は通常では糖質(ブドウ糖)しかエネルギー源として利用できないため

糖質枯渇から低血糖状態となり、気分が悪くなったり、意識が遠のき倒れてケガを

招くこともありとても危険です

例えば温泉宿に到着すると卓上のお菓子で一服しますが、これは

浴場に向かう前に糖分補給し、安全に入浴できるようにするためのお宿側の配慮です

 

体やお肌に優しく、安全な入浴をしたいものです

入浴の前後にはたっぷり水分補給し、湯上りのお肌にもタップリと保湿をしましょう!

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