たべ新聞

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【皮膚と栄養】86 ビタミンC

2022.01.05

新年おめでとうございます

本年も皆様にとって素晴らしい1年となりますように!

 

今年最初の話題はビタミンCです

抗酸化作用が、生体の健康保持やアンチエイジングの目的で注目を集めます

水溶性で、熱で壊れやすい性質が有ります

人体内では作ることが出来ず、心身へのストレスや喫煙などにより消費量が増大します

なやかな血管や弾む皮膚、健康な歯ぐき、ねじれなどの負荷にもしなやかで丈夫な骨

などを支えるコラーゲン組織を作り出すために不可欠です

  

健康の保持・増進のために飲食物からの摂取する推奨量は、成人では100㎎/日程度です

ビタミンCは飲食物には野菜果物やそのジュース類、ジャガ芋などに豊富です

通常の食事では、厚生労働省や農林水産省の推奨する

野菜350g(内訳:緑黄色野菜120g/日、淡色野菜230g/日)と果物200g/日

を摂取すると、飲食物からの摂取推奨量の100㎎/日はほぼ確保することが出来ます

サツマ芋やジャガ芋などの芋類にも、加熱調理で壊れにくいビタミンCが豊富です

 

喫煙や激しい運動などによるビタミンCの増大が懸念される場合は

サプリメントなどを上手く利用し、補いましょう

なお、耐用上限量は2000㎎/日のため、サプリメント類には1000㎎/日 前後

症状の緩和や治癒のために使用する医薬品のビタミン剤では~2000㎎/日 程度

の設計がされています

 

なお、余剰のビタミンCは体内に蓄積できず排出されますが

尿から排出するためには腎機能に濾過のための負担が掛かります

このため、漫然とサプリメントや市販ビタミン剤(医薬品)で過剰な摂取を

漫然と続けることは避け、必要な時に必要な量を摂るようにしましょう

 

また、ビタミンC配合化粧品などの塗布により

皮膚の角質層にピンポイントで吸収、利用させることは可能ですが

ビタミンCは酸(アスコルビン酸)です

塗布する濃度によっては、皮膚に対し刺激となるため

皮膚科医やスキンケアアドバイザーなどの専門家に相談し

適切に製品選びや使用をすることをお薦めします

 

 

 

 

 

 

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