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【皮膚と栄養】90 カルシウム
2022.01.11
皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
今回はカルシウムについてご紹介します
カルシウムは体重の1~2%を占めるミネラル成分で、主に骨や歯を作ります
体内のカルシウムの99%は骨や歯に、1%は生体の保持・活動のため各所に分布します
肌においては、きめの整った角質層を作り皮膚の保水性を保つために必須です
また骨量を維持し、皮膚や筋肉を下から支えます
もし骨量が減ると、肌のたるみやしわの原因となります
(特に頭蓋骨の骨量減少は、お顔の肌の状態に直結します!)
このように、カルシウムは十分に摂取したいミネラルですが
火山の多い日本の土壌はカルシウムが少なく、国産農産物中の含有量も少ない傾向です
このため、日本人は諸国に比べ、カルシウム摂取の充足率が低めです
さらに、活動量の低下は筋肉の減少だけでなく骨量・骨密度の低下も招き、
骨量・骨密度の低下が続くとやがて骨粗しょう症を来します。
砂糖・食塩・食品添加物中のリン・たん白質・アルコール・カフェインなどの過剰摂取も
カルシウムの排出を促進するため、要注意です
 
カルシウムは乳・乳製品・硫酸カルシウムを凝固剤とする豆腐や豆腐加工品・小魚
魚介類(特に鮭中骨缶など骨ごと加圧加熱した製品)・海藻類・葉物野菜・黒砂糖などに豊富です
また、ビタミンCやクエン酸、乳酸によって吸収率がアップするため
レモン果汁や黒酢、乳酸発酵食品(ヨーグルト・漬物 等)などの積極的な利用をお薦めします
注意:乳酸発酵ではあっても柴漬けや古漬けなどの漬物類は塩分が多く
砂糖のWHO推奨摂取量は25g/日以下で、黒砂糖も含まれます
このため、これらを1日に利用できる分量は限られます
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