たべ新聞

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【皮膚と栄養】102 イオウ

2022.02.08

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回はイオウ(硫黄)についての紹介です

イオウは卵・ネギ類・アブラナ科の野菜、毛髪や爪などに多く含まれます

(卵・温泉水・髪の毛などを加熱すると生じる特有の臭気は硫黄によるものです)

イオウは土壌に含まれ、湧水・温泉・植物・植物をエサとする動物の体に移ります

例えば動植物の組織のたん白質を構成する各種アミノ酸のうち

メチオニン・タウリン・システインがイオウを含む『含アミノ酸』です

このように植物性・動物性食品に幅広く含まれ

私たちは自然に摂取できるため、目安摂取量は特に定められていません

(過度な偏食によって不足・過多を生じる可能性はあります)

 

体内では、ビタミンB群と共に糖質・脂質の代謝に働きかけます

皮膚に対しては殺菌作用や角質を軟化させる作用があるため

外用に、主に医薬品や医薬部外品、化粧品などの成分として

水虫薬・ニキビ薬・消炎剤、入浴剤・化粧水などに添加されています  

 

なお、イオウには刺激性があるため

硫黄泉(入浴剤も含む)の入浴方法・製品への配合濃度・配合製品の使用頻度や

使用量などには注意が必要です

製品などに記載されている使用方法を守り、適正に利用し皮膚トラブルを回避しましょう

 

 

 

 

 

 

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