たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】103 ニッケル

2022.02.09

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回はニッケルについての紹介です

ニッケルは合金や電池、メッキなどに利用される金属ですが

食品の栄養成分でもあります

特に、カカオ高配合のチョコレートや純ココア、豆類や海藻に多く含まれます

 

体内では

☆尿素分解酵素の構成成分の一つとして働く      ☆鉄の吸収を促す

☆ビタミンB6と共にたん白質や脂質の代謝を促す   ☆核酸を安定させる

といった働きをします

過剰症や欠乏症は確認されていません

  

そして、【皮膚と栄養】99で紹介したクロムと同様に

アレルギーを引き起こしやすい金属のひとつとされています

メッキ製品などによるニッケル接触性アレルギーがある方の場合

これらの食品の過剰摂取による感作で、食物アレルギー反応を招くおそれがあります

 

なお、特定の食品に偏り過剰摂取することは控えたいですが

食べることをいたずらに恐れる必要はありません

もし不安や不具合が有れば、早めに医師の指示を仰ぎましょう

自己判断で摂取を避けることは、かえって健康・栄養面の不具合を招きかねません

くれぐれも注意しましょう

 

 

 

 

化粧品

2025.10.11化粧品
【皮膚と栄養】940 塩麹
2025.10.10化粧品
【皮膚と栄養】939 麹
2025.10.09化粧品
【皮膚と栄養】938 カシューナッツ
2025.10.08化粧品
【皮膚と栄養】937 アーモンド
2025.10.07化粧品
【皮膚と栄養】936 食べる調味料
2025.10.06化粧品
【皮膚と栄養】935 リンゴ酢 
2025.10.04化粧品
【皮膚と栄養】934 レモン
2025.10.03化粧品
【皮膚と栄養】933 魚醤
2025.10.02化粧品
【皮膚と栄養】932 香味野菜 
2025.10.01ミキ薬局からのお知らせ
【2025年10月】田端店栄養相談のお知らせ
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養