化粧品
【皮膚と栄養】104 金
2022.02.12
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
今回は金についてです
口からの摂取例は金箔が知られています
祝いの席の料理やお酒、観光地のソフトクリームや菓子などにあしらわれ
華やかなインパクトを演出します
金箔には工業用と食用が有り、食品には食用の金箔を用います
食用の金箔は食品添加物(着色料:銀箔・銅箔も金箔に準ずる)の扱いです
なお、金箔に対する金の割合は4%で残りの材料は、飲食物に溶け分散し易いように
糖類で占められています
口から摂取した金は酸などによって変化しないため
消化液の影響は受けず、その結果そのまま排出されます
このため人体には無害ですが、栄養素としての意義は低いようです
なお、スキンケアとしては
金を添加したジェルクリームやパック剤などが市販されています
『金ナノ粒子』の形態に加工された金については
角質に浸透して抗糖化・抗酸化作用を呈するアンチエイジング素材
としての可能性が着目され、現在研究が進められている段階です
肌の状態には心のコンディションも大きく影響します
料理やスキンケアに加えられた金は目を楽しませ、気分を浮き立たせます
いわゆるインナーケアとして、ひと役買っているといえるでしょう
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