たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】113 食物繊維と水分

2022.03.04

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回は食物繊維についてのお話です 

食物繊維は、不溶性水溶性の2種類あります

消化吸収されて利用される栄養成分ではありませんが、便通や腸内環境を整え

食物中の余分な糖質・脂質の吸収を緩やかにするなど健康にとって大切な成分です

おもに植物性食品に含まれ、各種組み合わせて摂ると不溶性・水溶性食物繊維を

約1:1の割合で摂取できます

なお十分な量の水分と共に摂ることで、食物繊維の働きが発揮されます

水分は飲料の他、食物にも多く含まれるため十分に食事を摂りましょう

 

なお、腸内に不要物が長く留まると体に対し有害な成分が増え

腸管から体内に吸収され、血液を介して全身に運ばれます

すると腸疾患や肌荒れ吹き出物いった全身への不具合を招く例があります

 

不溶性食物繊維は、腸を刺激して腸の蠕動運動を促し速やかな排泄を促します

また、 腸内で不要物・有害な代謝産物などをからめ取り、腸管からの吸収を妨げ速やかな

排出を助けます

さらに水を吸収して便のカサを増すことで、腹圧が掛かり易くなり、いきんだ際に排泄が

容易になります

水溶性食物繊維は、便中の水分によりゼリー状となり、固い便・緩い便も適度な軟らか

纏めスルンと排出します。このため排便の際におしりが痛くなり拭き取りが辛い方

にも良い助けとなります

また、善玉菌のエサとなり善玉菌を増やします。善玉菌は腸内環境を整えます

このため、善玉菌が豊富な発酵食品と組み合わせて摂ることがおすすめです

 

注意:腸に閉塞・狭窄など、何らかの異常がある方は

   食物繊維の摂り方について(控えた方がよいか)、主治医に確認をしましょう

化粧品

2024.07.16化粧品
【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
2024.07.13化粧品
【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
2024.07.12化粧品
【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
2024.07.11化粧品
【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
2024.07.10化粧品
【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
2024.07.09化粧品
【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
2024.07.08化粧品
【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
2024.07.06化粧品
【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
2024.07.05化粧品
【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース 
2024.07.04化粧品
【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養