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【皮膚と栄養】114 糖質と腸内環境

2022.03.07

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

糖質を摂り過ぎると腸内環境はどうなるでしょう?

腸には腸内カンジダ菌のように、糖類の過剰摂取で増殖する悪玉菌(有害菌)がいます

悪玉菌が作り出す成分は、腸内をアルカリ性に傾け、悪玉菌が増え易い環境にします

すると有害成分が増え、腸内環境の悪化に拍車がかかります

これにより、腸内の異常発酵や便通異常、腹痛などの不具合を招きます

また有害成分が腸から吸収され、血液によって全身に運ばれると各所に悪影響を与えます

さらに有害成分が腸壁を傷付け有害成分が腸壁を通り抜け易くなることもあります

                   

反対に、糖質(糖質源である植物性食品)の摂取が足りないと

植物性食品に多く、腸内の不要物の排出を促す食物繊維が摂りにくくなり

脂質やたん白質の摂取は増えます

すると ★腸内に不要物が長く留まり、悪玉菌が作り出す有害成分は増え易くなります

    ★水溶性食物繊維を主要なエサとする善玉菌は増えにくくなり

     腸内環境が乱れ易くなります

これにより 

   ♦腸疾患 ♦免疫機能に関連したアレルギー症状 ♦肌荒れ ♦吹き出物

など、全身の不具合の要因となります

 

 ~ 炭水化物(=糖質+食物繊維)、脂質、たん白質の適切な摂取バランスが大切です ~

 

 

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