たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】117 善玉菌と腸内環境

2022.03.11

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

【皮膚と栄養】112から、腸内環境・栄養素・腸内細菌の関連を紹介をしました

今回は腸内有用菌(善玉菌)のまとめです

 

★善玉菌の代表は乳酸菌、酪酸菌、納豆菌やビフィズス菌などです

  善玉菌は飲食物から摂り()、生きて腸に届いた菌(生菌)だけでなく

  腸に届く前に死んだ菌(死菌)や、死菌から生じた成分も生菌のエサや

  腸管の栄養となります

  (*ビフィズス菌は大腸に生息し食品にはほぼ含まれないため、添加した製品からの摂取となります

  善玉菌は食物繊維(主に水溶性食物繊維)やオリゴ糖をエサとし

  発酵によって有機酸短鎖脂肪酸各種ビタミン(ビタミンB1・B2・B6・

  B12・パントテン酸・ナイアシン・ビオチン・ビタミンK・葉酸など)を生じます

☆有機酸は乳酸、酪酸、酢酸、プロピオン酸などです

  これらの有機酸や短鎖脂肪酸が、腸内の酸度(PH)を酸性に傾け、善玉菌は増え易く

  アルカリ性を好む悪玉菌は増えにくい腸内環境を作ります

  また腸内が酸性に傾くことで、カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラル

  吸収され易くなります 

☆短鎖脂肪酸は大腸粘膜のエネルギー源となり、大腸を健やかに保ちます

 

なお、抗生物質や抗菌剤を服用すると、腸内細菌に対しても作用するため

善玉菌・日和見菌・悪玉菌のバランスが崩れます

抗生物質や抗菌剤による服薬治療の終了後は、発酵食品の活用など飲食物を工夫し

腸内環境の立て直しを行いましょう

  ~ 腸の健康は皮膚や全身のコンディションと密接に繋がっています! ~

化粧品

2025.05.09健康のレシピ
【皮膚と栄養】828 夕食の摂り方
2025.05.08健康のレシピ
【皮膚と栄養】827 昼食と間食の摂り方
2025.05.07健康のレシピ
【皮膚と栄養】826 朝食の意義
2025.05.02健康のレシピ
【皮膚と栄養】825 皮膚の潤いと栄養補給
2025.05.01健康のレシピ
【皮膚と栄養】824 皮膚の保湿によるトラブル回避
2025.04.30ミキ薬局からのお知らせ
【2025年5月】田端店栄養相談のお知らせ
2025.04.28健康のレシピ
【皮膚と栄養】823 皮膚のコンディションと日光浴
2025.04.26ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】ベジチェック測定会 御礼とご報告
2025.04.25健康のレシピ
【皮膚と栄養】822 皮膚の潤いとストレス対策
2025.04.24健康のレシピ
【皮膚と栄養】821 皮膚の潤いと入浴
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養