化粧品
【皮膚と栄養】162 栄養成分のイメージと実際㉒ 缶詰・冷凍食材
2022.06.06
こんにちは ミキ薬局管理栄養士管理栄養士 畠山です
魚介や野菜の缶詰や冷凍食材は、季節を問わず価格が安定しお財布に優しいです
また、下処理済みで忙しい日の調理にとても重宝です
さらに収穫・水揚げ後にすぐに加工される(船上加工の例も)ため、店頭の生鮮商品より鮮度が良い場合も多いです
このため皮膚や身体の健康に必要な栄養も、良好な状態で摂取することが出来ます
缶詰は密閉により光や酸素(酸化)による栄養の損失が抑えられます
また、密閉後の調理により殺菌され、長期間の保存が可能となります
最近では、青魚を缶詰にすると不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸など)の損失が極めて少なく抑えられることが話題になりました
冷凍食材の場合は、短時間加熱で酵素の活性を止めた後に急速冷却することで、食感・色・風味・栄養成分が保たれます
なお、冷凍庫内は水分が凍結するため非常に乾燥しており、食品の表面が空気中の酸素と結びつきやすい環境です
このため、魚の脂質に多く含まれる不飽和脂肪酸は特に酸化のリスクがあります
そこで、冷凍の魚介類は表面に氷の膜を作り、酸素との接触を抑えて冷凍やけ(酸化)を防ぐ工夫が施されています
このように、栄養が酸化や損失から守られ、効率的に摂取できる缶詰や冷凍食材は
お肌のコンディションにも心強い味方です!
化粧品
- 2025.02.22健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
- 2025.02.21健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル
- 2025.02.20健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン
- 2025.02.19健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
- 2025.02.18健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
- 2025.02.17健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
- 2025.02.15健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア
- 2025.02.14健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】775 チョコレート④ 低糖質チョコレート
- 2025.02.13健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類
- 2025.02.12健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養