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【皮膚と栄養】201 栄養成分のイメージと実際 59 食物繊維の摂取量
2022.07.22
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
食物繊維は穀類・豆・芋・野菜・果物・海藻など植物性食品全般に豊富で、私達の健康に多くの有益な作用をします
(例:糖の吸収を緩やかにする・脂質の吸収を抑える・腸内の不要物や有害物の排出を促す)
食物繊維の摂取量が少ないとその働きが十分発揮されず、お通じや腸内環境に影響します
ひいては免疫力や、皮膚など末梢組織まで、全身のすみずみのコンディションにも大きく影響します
かといって、多く摂れば摂るほど良いかといえばそうではありません
食物繊維の摂り過ぎは、便を固くし、便通を滞らせる場合があります
それだけでなく、食物の消化吸収で胃腸に負担を与えたりカルシウム・鉄など微量栄養素の吸収を妨げてしまいます
また、子供の場合は腸の長さや機能が成長途上のため、年齢にあわせた『摂取量』が設定されています
【参考:日本人の食事摂取基準2020 より 年代別の食物繊維目安摂取量】
3~ 5歳:8g~ 6~ 7歳:10g~ 8~9歳:11g~ 10~11歳:13g~
12~14歳:17g~ 15~17歳:男性19g~ / 女性18g~
18歳以上:男性21g~ / 女性18ℊ~
さらに、腸の動きの悪い場合や腸閉塞・狭窄のある場合は食物繊維が留まったり、炎症のある場合は炎症の箇所を刺激する場合もあります
年齢・健康状態に適した摂取量を確認しましょう(栄養士または、疾患の場合は医師に確認!)
例えば市販食品の多くは、記載された成分表示によって含有量を確認できます
なお、食物繊維は十分に水分を吸収して便のかさや柔らかさをつくりお通じを促します
また、食物の6割程を占める水分の摂取も重要です
少食や欠食も、水分の摂取不足の一因となりますので、食事もしっかり摂りましょう
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