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【皮膚と栄養】203 ビフィズス菌
2022.07.25
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
今回はビフィズス菌のお話です
乳酸菌の特徴は乳酸を作ることですが、ビフィズス菌はその他に酢酸も生成します
この特徴により、他の乳酸菌とは分けて扱われます
そして、ビフィズス菌は生きたまま腸に届く、腸内に最も多い善玉菌です
なお、ビフィズス菌は哺乳類、鳥類、昆虫の腸管に多く存在し、人体にはヒト特有の菌種のビフィズス菌が棲息しています
このため、ヨーグルト等の食品にはヒト由来の、人体で繁殖しやすいフィズス菌(培養)が添加されています
そして、ビフィズス菌やその生成物も角質の新陳代謝を促し健やかな肌状態を整える目的でスキンケア製品に利用されています
例えば菌による生成物は角質層の天然保湿因子(アミノ酸)としても添加されています

なお、乳酸菌やビフィズス菌は腸内で各種ビタミンを生成し、ヒトがこれを利用します
人体が必要とするビタミン量に対し、腸内善玉菌が生成する量のウエイトは大きいです
このため、例えば抗生物質の服用や被災時の特殊な食生活等の影響で腸内善玉菌が減ると 飲食物からのビタミン摂取量では必要量の充足が難しくなります
(腸内善玉菌の繁殖・活動のためにもビタミンやミネラルは消費されます)
すると、肌や体調の不良を招き易くなります
このため肌や身体のインナーケア(栄養・腸内環境・代謝など体内からのケア)が難しい場合は、スキンケア製品やサプリメントを併用して体の内・外側から相互にケアを補う必要が増します
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