たべ新聞

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【皮膚と栄養】210 汗とスキンケア

2022.08.03

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

暑中お見舞い申し上げます

昼夜を問わず、汗ばむ季節です

近年、汗による皮膚からのデトックス(毒出し)がうたわれています

体内の不要物・有害成分はほとんどがお小水や便により排出されますが

一部のミネラルや重金属などは、汗による排出量が比較的多いとの研究結果があります

特に炎天下での活動や激しい運動による多量の発汗では、通常の汗に比べてナトリウム・ミネラル濃度が濃いのが特徴です

このような汗は乾くとベタベタして皮膚に刺激を与えるだけでなく、脱水症を招いて命に関わる例があります

汗で失われた水分・塩(ナトリウム)・ミネラル分は十分に摂取し補いましょう

 

また、は体温を調整し命や健康を守る他に、スキンケアに一役も二役も買っています

前回のお話でご紹介をしたように、肌を守る皮脂膜は、汗と皮脂によって作られます

また、皮膚常在菌の善玉菌は汗と皮脂から脂肪酸やグリセリンを作ります

脂肪酸は肌のPHを酸性に傾け悪玉菌の増殖を抑え、グリセリンは保湿により角質のバリア機能を保ちます

このため、洗浄剤や熱いお湯、強い摩擦でむやみに汗を洗い流したり拭い取ると、皮脂膜を損ない皮膚常在菌のバランスが崩れ、肌のバリア機能が低下してしまいます

日中に汗ばんだ肌は、水に浸し軽く絞ったタオルやウエットシートで、水分が肌に残る位にぬぐうのもおすすめです

まだまだ暑さは続きますが、汗と上手に付き合いましょう

 

 

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