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【皮膚と栄養】243 化粧品の食品成分㉗ トマト

2022.09.15

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています

今回は、トマトです

トマトは爽やかな酸味と甘味、グルタミン酸による旨味と水分が豊富です

植物学上は果物ですが、解釈の仕方や用途上の分類により、通常国内では野菜の扱いです

                

化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)に添加されるエキスは水やエタノールで抽出され 水溶性と油溶性があります

ちなみにエキス成分の中の糖質・有機酸・アスコルビン酸(ビタミンC)は水溶性でありカロテンは油溶性です

アミノ酸は種類によって水溶性・油溶性に分かれます

エキス成分は次のような目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)

トマト果実エキストマトエキス

 (水溶性エキス)皮表を柔軟にし角質皮膚バリア構造の破損を防ぐことによる保水作用

 (油溶性エキス)過酸化物の生成を抑えることによる抗酸化作用                                                           

*なお、化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題ない成分と考えられています (参考:化粧品成分オンライン)

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