化粧品
【皮膚と栄養】247 化粧品の食品成分㉚ パイナップル
2022.09.21
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています
今回は、パイナップル です

パイナップルは香りがよく、食物繊維や糖分、ビタミンCが豊富な果物です
また、未熟な果実には多量の酸やたん白質消化酵素のブロメライン、シュウ酸カルシウムの針状の結晶を含みます(これらは未熟果に多く、果実が熟すにつれて減少します)
これらの作用で唇や口内に刺激を生じ、粘膜が消化されて荒れ、出血する例もあります
なお、酵素は加熱によって働きを失います
このため肉を柔らかく仕上げる下処理には、パイナップルは加熱前に用います
その際は、缶詰やジャム等の加熱処理品ではなく、生のパイナップルを使用しましょう
もし、生のパイナップルを扱った手指にぬるつきやかゆみがあれば、それは皮膚(角質)のたん白質がわずかに分解され溶けているためです
手指に付着した果汁をしっかり洗い流し、手荒れを防ぎましょう
化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)に添加されるエキスは水やエタノールで抽出されたもので、次のような目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)
●パイナップル果実エキス[パイナップルセラミド]
・色素沈着抑制 メラニン色素の『もと』のメラニン色素への変化を抑える
・バリア改善 セラミドの生成を促し、角質のバリア機能を整える
*なお、化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題ない成分と考えられています (参考:化粧品成分オンライン)
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