化粧品
【皮膚と栄養】288 栄養と皮膚炎② 鉄不足
2022.11.02
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
栄養素の過不足は、皮膚の炎症を招く場合があります
今回は鉄の場合について紹介します
表皮を支えハリや弾力を生む構造を作るコラーゲンの生成には、たん白質、ビタミンCと共に鉄が必要です
このため、鉄が不足すると皮膚や爪が薄くもろくなり、炎症を生じ易くなります
さらに赤血球による皮膚細胞への酸素供給の滞りは、身体の細胞の機能や新陳代謝に支障を及ぼします
末梢組織である皮膚や爪、髪においてはその影響が顕著です
反対に、体内の鉄の過剰は日本人の通常の食生活ではまず起こらないといえます
それは体内に一定量の鉄がある場合、食品から摂取した鉄の吸収率を人体が調整するためです
また、鉄を一度に多く摂ると胃痛などの消化器症状が生じ易く、多量摂取の継続は難しくなる例が多いです
それでもレバーやサプリメント、市販鉄剤などにより強制的に多量摂取を行った場合や 肝疾患により鉄の蓄積が過剰になった場合は、臓器や身体各所に鉄の蓄積・沈着を生じるおそれがあり、身体症状を生じ治療を要するレベルです
皮膚においては鉄による色素沈着を生じることが考えられます
適量を安全に、美や健康のためにより効果的に摂取しましょう!
化粧品
- 2025.01.22健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】760 レモン(国産)
- 2025.01.21健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】759 ブロッコリー
- 2025.01.20ミキ薬局からのお知らせ
- 【2024年2月】田端店栄養相談のお知らせ
- 2025.01.18健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】758 さつま芋
- 2025.01.17健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】757 キャベツ
- 2025.01.16健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】756 春菊
- 2025.01.15健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】755 小豆
- 2025.01.14健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】754 小松菜
- 2025.01.11健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】753 長芋
- 2025.01.09健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】752 蓮根