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【皮膚と栄養】287 栄養と皮膚炎① にきび・吹き出物2
2022.11.01
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
前回のにきび・吹き出物の対策のお話の続きです

飲食については、具体的に次のような栄養素を意識して摂ることをオススメします
★皮膚の新陳代謝の原料となるたん白質
幅広い食品に含まれ、特に肉・魚・卵・乳製品・大豆製品に豊富
★腸内環境や便通を整える働きのある
・発酵食品に豊富な腸内善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌・納豆菌・酪酸菌など)
・各種植物性食品に含まれる食物繊維(不溶性・水溶性食物繊維)
★皮膚細胞の原料となるたん白質や皮脂の脂質代謝を促すビタミンB2やB6
(動物性食品に豊富)
★皮脂の酸化を防ぐ抗酸化ビタミンA・C・E(緑黄色野菜や果物、油脂に含まれる)
★メラニン色素の生成を抑える働きのあるビタミンC(緑黄色野菜・果物・芋類に豊富)
★皮膚組織に弾力を与え、痕を目立ちにくくする助けとなるコラーゲン
(動物の皮・腱・骨髄に豊富)
★皮膚コラーゲン生成の原料となる動物性たん白質とビタミンCを組み合わせた摂取
また、脂質の摂取を控え目にする場合、その限られた摂取量の中で良質な脂質を摂ることが大切です
例えば体内で生成出来ず食品から確保する必要のある『必須脂肪酸』の
・リノール酸(穀物油・種実油)
・オメガ3脂肪酸のリノレン酸・DHA・EPA(ナッツや油脂に豊富) などです
なお、これらのポイントはにきび・吹き出物以外にも皮膚の状態全般に関わります
また、上記以外の多くのビタミン・ミネラル、機能性成分が皮膚の健康を支えています!
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