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【皮膚と栄養】462 トリュフ(西洋松露)と松露(ショウロ)

2023.06.21

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、トリュフ(西洋松露)松露(ショウロ)についてのお話です

 

トリュフは地中に生えるキノコで、主に西欧や北アフリカで採取されます

木の根に生え成熟した頃に地表から見つけられるようになるため、西欧では鼻の良い犬や豚に探させ採取する例があるほか、栽培もされています

黒と白のトリュフがあり、白トリュフの方がより強い香りで珍重されています

卵料理や肉料理やポテトチップス等、動物性食品や油脂を用いる料理との相性が良いです

なお、トリュフの仲間の松露(ショウロ)も、日本でも茶碗蒸しなどの料理に珍重されてきました

和菓子の『松露』は小指の先ほどの大きさにこし餡を丸めて砂糖衣をからめ、その姿形を映しとっています

菓子のサイズが小粒なのは、松露が大きくなると臭くなり、食用に出来るのが小さなうちに限られるキノコであるためです

また、松露はマツタケ同様に栽培できず、且つマツタケ以上に希少なため、現在ではほとんど流通していません

いずれも口にする機会や量が少ないため栄養面に対する影響はまずありませんが、機会があればココロの栄養として堪能したいものです 

なお、トリュフエキスはスキンケア製品にも保湿・湿潤剤として添加される例があります

エキス成分には抗酸化成分が含まれるとして一時話題になりましたが、詳細は今後の研究がまたれます

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