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【皮膚と栄養】526 保湿のためのインナーケア⑧

2023.10.11

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

ミキ薬局からまもなくミキルーチェ薬用保湿ミルク医薬部外品)が発売となります

皮膚の外と内から、スキンケアとインナーケアによって保湿をしましょう!

そこで数回にわたり、あらためてインナーケアについてのお話をします

今回は、皮膚の保湿に役立つ食品の加工調理例のご紹介です

 

【加工】     

・発酵 によるたん白質分解によりアミノ酸が作られ、吸収率や旨味が向上します

 旨味成分のアミノ酸は保湿作用があり、特にグルタミン酸やアスパラギン酸の作用が

 大きいです

 日本酒・味噌・納豆・ヨーグルト・チーズ・漬物などから発酵の恩恵を頂きましょう

【調理例】 

・煮込み 腱(スジ)に含まれるアミノ酸のグリシンは、保水性の高いたん白質である

 コラーゲンの生成を促します

 じっくり加熱することでコラーゲンが軟化し、容易に消化吸収できるようになります 

・つくね 軟骨にはコンドロイチン硫酸が含まれます

 これは保水性のあるアミノ酸とムコ多糖の結びついた成分です

 細かくたたいてつくねに混ぜ、食感も楽しんで摂取しましょう

・煮こごり・ゼリー 骨髄・軟骨・皮・うろこ・眼球・腱にはコラーゲンが豊富です

 じっくり加熱すると水分に溶け込み、冷却するとゼリー状になります

 摂取するとほとんどが消化液によってアミノ酸と低分子の糖に分解・吸収され、

 皮膚や身体組織に運ばれます

 分解された成分は再び身体組織、組織コラーゲン、ヒアルロン酸の原料になります

 また、一部は低分子のコラーゲンペプチドとして吸収され、コラーゲンの性質のまま

 皮膚等に送り届けられ利用されます

 

 

 

 

 

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