化粧品
【皮膚と栄養】531 柑橘(かんきつ)類
2023.10.18
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます
日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します
今回からは、柑橘類についてのお話をシリーズでご案内します
柑橘類は爽やかな香味と酸味が特徴の果実です
生食・ママレード・ジュース・酸味料や香辛料(果皮・葉)として多彩な用途があります
果皮には芳香性の精油成分や抗酸化成分が含まれ、乾燥させて入浴剤や生薬としたり、生の果皮を圧搾し採取した精油は加工食品や化粧品の香料、アロマテラピーなどに用います
また果肉(砂嚢)にはカロテンが、薄皮(心皮)や白い綿状の部分(アルベド)には果肉よりも豊富なカリウム・ビタミン・クエン酸・水溶性食物繊維(ペクチン)が含まれます
ペクチンは水分と共に加熱すると、滑らかなゲル状となります
このため、果皮・薄皮・アルベドは刻んで茹でこぼし、苦味成分を除いてから果肉に加えてママレードやジャムに加工します
食品加工や化粧品製造の原料(増粘剤)として用いられるペクチンも、おもに柑橘類から抽出され・利用されています
クエン酸も、PH調整・PH緩衝・収れん(引締め)の目的で化粧品に配合される成分です
化粧品
- 2025.02.22健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
- 2025.02.21健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル
- 2025.02.20健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン
- 2025.02.19健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
- 2025.02.18健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
- 2025.02.17健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
- 2025.02.15健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア
- 2025.02.14健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】775 チョコレート④ 低糖質チョコレート
- 2025.02.13健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類
- 2025.02.12健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養