たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】540 柚子(ユズ)

2023.10.28

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は柚子(ユズ)についてのお話です

 

柚子(ゆず)は青い未熟果も黄色くなった熟果も利用できます

熟しても酸味は強く、果汁の香味を楽しむ香酸柑橘類(ユズ・スダチ・カボス等)の一種です

未熟果は7〜8月が旬で、果皮をすりおろすとフレッシュな芳香が立ち上ります

これは、果皮表面の細胞が傷つけられ、この中に蓄えられている揮発性の精油成分が拡散するためです

柚子の皮・唐辛子・塩で作られる九州の調味料 柚子胡椒 は冬の鍋物の薬味に重宝します

また、刻んだ熟果の柚子皮や果肉と砂糖を煮詰めお湯で割った韓国の柚子茶はカロテン・ビタミンC・ペクチン(水溶性食物繊維)等の豊富な飲料として普及しています

化粧品成分としては、

ユズ果実エキス(化粧品成分表示名)=ユズエキス(医薬部外品表示名)に、

収れん(引き締め)・保湿・血行促進といった作用があります

また、柚子種子エキス(化粧品成分表示名)には、

保湿・抗老化・細胞賦活(細胞に活力を与える)、といった作用があります

冬至に柚子湯に入る習慣も、これらを作用をスキンケアに活かした生活の知恵ですね

 

 

 

 

 

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