化粧品
【皮膚と栄養】541 橙(ダイダイ)
2023.10.30
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます
日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します
今回は、橙(ダイダイ)についてのお話です
その名の通り、果皮は赤みを帯びたオレンジ色をしています
一般に流通しているオレンジの別名がスイートオレンジ(甘橙)であるのに対し、苦味の強いダイダイはビターオレンジです
生食する機会はほぼ無いものの、ママレードの原料・香料・薬用としては身近で利用されています
香料やアロマテラピーに用いられている芳香性の精油は、採取部位によりネロリ(花)・プチグレン(葉・枝)・ビターオレンジ(果皮)の3種があります
また、未熟果の果皮はオレンジキュラソーやグランマニエといったリキュールの香り付けに用いられます
さらに果皮や未熟化は胃を健やかに整えるための生薬としても利用されます
また、果皮(橙皮:トウヒ)は日本薬局方に収載されているトウヒチンキ(薬剤の風味を矯正して服用し易くするために用いられる)の原料でもあります
化粧品成分としては、
ビターオレンジ果皮エキスはターンオーバーの促進を、ビターオレンジ花エキスは保湿を目的として添加されています
化粧品
- 2024.07.16化粧品
- 【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
- 2024.07.13化粧品
- 【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
- 2024.07.12化粧品
- 【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
- 2024.07.11化粧品
- 【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
- 2024.07.10化粧品
- 【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
- 2024.07.09化粧品
- 【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
- 2024.07.08化粧品
- 【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
- 2024.07.06化粧品
- 【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
- 2024.07.05化粧品
- 【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース
- 2024.07.04化粧品
- 【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ