たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】479 杏(アンズ)

2023.11.24

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、杏(アンズ)についてのお話です

アンズはバラ科の果物で和名をカラモモ(カラ[唐]の国から渡来したモモ)といいます

弥生時代にはすでに渡来していたようです酸味が強いものの、梅とは異なり熟すにつれて甘味が増します

生食できる旬の時期が短いことから、流通品はジャムや果実酒、干し杏といった加工品が一般的です 

なお、黄味がかったオレンジ色はカロテンによるものです

種子の殻の中の核(仁)が甘い種類を杏仁(アンニン)または甜杏仁(テンキョウニン)といい、苦い種類を杏仁(キョウニン)または苦杏仁(クキョウニン)といいます

甜杏仁は杏仁豆腐(アンニンドウフ)や中華クッキー等の菓子に、苦杏仁(キョウニン)は、医薬品(生薬)に用いられます

なお、市販の杏仁豆腐の多くは乳製品やアーモンド香料を杏仁の代用にした製品です

化粧品成分としては、

アンズ種子エキス(医薬部外品表示名:キョウニンエキス):保湿・バリア改善・消臭・色素沈着抑制を目的として

アンズ核油(医薬部外品表示名:キョウニン油):エモリエント剤・溶剤

として、それぞれ利用されています

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