たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】489 柿(カキ)

2023.12.09

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、柿(カキ)についてのお話です

柿は日本にも在来種があり、古くから親しまれています

渋柿と甘柿があり、渋柿にはタンニンが多く、干し柿にしたりアルコールや熱による処理を施して食用とします

渋(タンニン)には防水・防虫・防腐・消臭作用があり、和紙で作られた和傘やうちわの撥水(水をはじく)加工、木材や皮革の塗料、布の染色などに用いられます

また、果実と葉にビタミンCが豊富なため、若葉もお茶や天ぷらする場合もあります

柿の葉寿司も食材の保存性を高める目的で作られてきた伝統食です

なお、柿は糖分が非常に多いため、1日に食べる量は生果でも干し柿でも半分~1個程度が目安です

そして果実にはカロテンも豊富です

体内で代謝されると、身体に必要な量だけ、皮膚や粘膜を健やかに保つ抗酸化ビタミンの『ビタミンA』に変換されます

化粧品成分としては

・カキタンニン:消臭

・カキ葉エキス:皮膚コンディショニング

・カキ果実エキス:皮膚コンディショニングと酸化防止

を目的として利用されています 

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