たべ新聞

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【皮膚と栄養】490 アケビ

2023.12.11

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、アケビについてのお話です

山に自生するツル性植物で、ツルを編んだカゴは現在では高級品です

春先の若芽は山菜として、葉はお茶としても利用されます

秋に実る薄紫の楕円の果実は、熟すと縦に割れ、中にゼリー状の半透明の果肉と黒い粒々の種子があらわれます

果肉はほんのり甘く、酸味はほとんど無く、ビタミンCが豊富です

ひと昔前までは黒い種から搾った油が食用油にも利用されていました

また、果肉を除いた後の厚い果皮も秋の味覚です

茹でこぼしてアク(苦味)を除いてから、挽き肉や刻んだ旬のキノコなどを中に詰めて油で焼いたり、ざく切りにして天ぷらにします

油との相性が良く、味付けは味噌味が主流のようです

そして皮やツルにはカリウムが豊富で利尿作用があり、ツルの輪切りは漢方生薬としても利用されます

化粧品成分としては、

・アケビエキス(全草):皮膚コンディショニング

・アケビ茎エキス:保湿

を目的として添加されています

なお、アケビ果実エキスは脂肪燃焼を促すとされ、サプリメント(食品)に用いられる例もあります

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