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【皮膚と栄養】692 食品由来の化粧品成分63 カプリル酸 

2024.10.05

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回は飽和脂肪酸のカプリル酸です

オクタン酸ともいい、炭素が鎖状に8個連なった中鎖脂肪酸(MCT)です

融点は16 ℃のため、通常は液体ですが寒冷な場所では固体となります

ココナツオイルやバターに多く含まれます

化粧品成分としては、

・カプリル酸ヤシアルキル

・トリカプリル酸グリセリル

・オクタン酸セチル

などの化合物が、製品の基剤や油溶性成分の溶剤、そして皮膚にたいするエモリエントを目的として添加されています

例えば標高4000の高地に住むチベット族は、乾燥・寒冷の厳しい環境下で暮らすため、昔からヤクや山羊の乳のバターをお茶に加えて多量に飲み、(中鎖脂肪酸による速やかな)エネルギー補給をしてきました

また、バターを顔や手肌や髪に塗布することでビタミンA・Eの抗酸化作用や中鎖脂肪酸のエモリエント作用の恩恵を受け、乾燥・低温・紫外線によるダメージから皮膚を守ってきました

 

 

 

 

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