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【皮膚と栄養】573 エンドウ(豌豆)

2024.04.11

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、エンドウ(豌豆)についてのお話です

中央アジア原産とされるエンドウは食べる時期により名称があります

完熟した豆(エンドウ豆)・未熟な緑色の豆(グリーンピース)・若いさやごと食べる豆(絹さや、スナップエンドウ)です

また、もやし(若い葉や茎)は豆苗(とうみょう)として利用されます

エンドウ豆やグリーンピースはさやが硬い品種、絹さややスナップエンドウはさやが柔かい品種が栽培されます

そして完熟したエンドウ豆は穀類、その他はカロテンが豊富な緑黄色野菜に分類されます

栄養面では、豆にはたんぱく質と食物繊維 さやや未熟な豆にはカロテンやビタミンC、食物繊維などが豊富です 

なお、豆の部分は動物性たんぱく質食品(肉・魚・乳・卵)の入手が難しい状況(時代・地域・貧困等)での貴重なたんぱく源として重宝されてきた歴史があります

豆は和菓子のあんや煮物や炒め物などの料理のほか、近年では大豆アレルギー患者向けのみそ・しょうゆの原料として大豆の代替に用いられたり、発泡酒(第三のビール)や菓子(スナック菓子)の原料など、用途がさらに広がっています

化粧品成分としては、

・加水分解エンドウたん白:髪・皮膚コンディショニング、エモリエント

・エンドウペプチド:ヘアコンディショニング

・エンドウ(全草)エキス:皮膚保護、皮膚コンディショニング

・エンドウ芽エキス:抗脱毛(毛髪)

を目的として利用されています

 

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