たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】580 海藻の化粧品成分(カラギーナン)

2024.04.19

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は海藻に含まれるカラギーナンについてのお話です

 

カラギーナンは、紅藻類のある種類の海藻に含まれる多糖類です

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を含み、糖や脂質の吸収を緩やかにし、腸内環境を整えお通じをスムーズにするといった働きがあります

食品においては寒天と同様にゲル化剤として寄せ物に用いるほか、油性原料や水性原料を均一に混和した状態に保つ安定剤や、ドレッシングのとろみ付けなどの増粘剤として使用されます

ゼリーのような寄せ物の食感は、寒天の崩れる固さとゼラチンの弾力の中間で滑らかさがあり、透明度はゼラチンや寒天よりも高いです

このように広い用途があるため、家庭での調理よりも食品加工の現場で多用されています

また、医薬品の添加剤としても基剤や成分の乳化などを目的として経口剤や外用剤などに用いられています

化粧品成分としては

カラギーナンまたはアイリッシュモスエキスがゲル化安定剤として、また増粘や感触改良を目的として利用されています

化粧品

2024.07.16化粧品
【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
2024.07.13化粧品
【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
2024.07.12化粧品
【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
2024.07.11化粧品
【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
2024.07.10化粧品
【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
2024.07.09化粧品
【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
2024.07.08化粧品
【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
2024.07.06化粧品
【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
2024.07.05化粧品
【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース 
2024.07.04化粧品
【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養